奈良県西和医療センターの目標は、「患者さんに満足していただける医療を提供しよう！」です。そのためには、相手を思う心をもって、一歩踏み込んだ「丁寧な説明」が何より大切です。
しかし、患者さんが「この病院で診療を受けてよかった」と満足していただくための前提になっているのが、医療の質です。
医療安全管理と感染防止対策は医療の質の根幹ですので、病院スタッフが一丸になり、しっかりした知識をもとに、みんなで決めたルールを着実に実践していただく必要があります。
チーム医療の中で、医療の安全と感染防止が徹底できるよう、スタッフ一人一人の絶え間ない努力の継続が求められています。
西和医療センターのどの診療科もどの部門もどの病棟も、標準的な医療安全と感染防止の対策が常時なされているなかで、患者さんに満足していただける医療が提供できるのです。
皆さんの協力をお願いします。
奈良県西和医療センター
院長 土肥直文
医療スタッフにご相談ください
検査結果や手術・治療方法等、不安や疑問がございましたら
医療スタッフにご相談ください。
今後の治療方法について一緒に計画を立てましょう。
医療は患者さんの為に行うものです
主役である患者さんが医療に参加することが重要です。
医療安全ニュース
医師にかかる10箇条
- 伝えたいことはメモして準備
- 対話の始まりはあいさつから
- よりよい関係づくりはあなたにも責任が
- 自覚症状と病歴はあなたの伝える大切な情報
- これからの見通しを聞きましょう
- その後の変化も伝える努力を
- 大事なことはメモをとって確認
- 納得できないときは何度でも質問を
- 医療にも不確実なことや限界がある
- 治療方法を決めるのはあなたです
出典 ささえあい医療人権センターCOML（コムル）より
医療安全推進室の役割
医療安全推進室は、患者さんの安全を最優先に考え、その実現を目指す態度や考え方としての「安全文化」を醸成し、これを医療現場に定着させていく役割を担っています。
医療安全推進室の業務
- 医療事故、ヒヤリハット事例の情報収集・分析に基づき予防策の提案、医療安全確保のための業務改善・マニュアル遵守状況の評価・指導を行う。
- 医療安全に係る教育研修の企画・運営
- 医療安全に関する最新情報の把握と職員への周知
- 医療安全に関して職員への啓発・広報
- 医療安全管理に関する連絡調整
主な取り組み
医療安全ラウンド（毎月第一水曜日）
「患者確認」「患者さんにやさしい案内・掲示」「入院環境」、医療安全対策の順守等、問題があると思われる事項について、院内ラウンドを行い順守率の苦情を推進しています。
報告事例の分析と改善（毎月第二火曜日）
毎月のインシデント報告事例の内、患者さん等への影響度の高い事例を取り上げて要因分析と対策検討を行っています。
SMCC（seiwa mortality case conference:西和死亡症例検討会）（毎週月曜日）
よりよい医療を提供するため、亡くなられた患者さんの診療経過を振り返り、診療上の改善点等の検討会を開催しています。
チーム活動
肺血栓塞栓症予防対策チーム
肺血栓塞栓予防に必要な対策の立案や、肺血栓塞栓症の発生状況の把握・活動効果の検証を行っています。
転倒転落要望チーム
院内の転倒転落予防が適切に行われるよう、転倒転落事故の発生状況の把握、ラウンド、療養環境の改善策の提案行っています。
薬剤安全対策チーム
薬剤の適切な管理や仕様が行われることを目的に、薬剤関連事例に対する再発防止策の立案や、研修会の企画、活動効果の検証等を行っています。
レポート既読管理対策チーム
画像診断報告書・病理診断報告書の確認漏れによる診断または治療開始の遅延を防止することを目的に、報告書の確認状況の把握・評価、報告書管理の体制やシステムの管理、活動効果の検証を行っています。
主な取り組み
医療安全ラウンド（毎月第一水曜日）
「患者確認」「患者さんにやさしい案内・掲示」「入院環境」、医療安全対策の順守等、問題があると思われる事項について、院内ラウンドを行い順守率の苦情を推進しています。
報告事例の分析と改善（毎月第二火曜日）
毎月のインシデント報告事例の内、患者さん等への影響度の高い事例を取り上げて要因分析と対策検討を行っています。
SMCC（seiwa mortality case conference:西和死亡症例検討会）（毎週月曜日）
よりよい医療を提供するため、亡くなられた患者さんの診療経過を振り返り、診療上の改善点等の検討会を開催しています。
チーム活動
肺血栓塞栓症予防対策チーム
肺血栓塞栓予防に必要な対策の立案や、肺血栓塞栓症の発生状況の把握・活動効果の検証を行っています。
転倒転落要望チーム
院内の転倒転落予防が適切に行われるよう、転倒転落事故の発生状況の把握、ラウンド、療養環境の改善策の提案行っています。
薬剤安全対策チーム
薬剤の適切な管理や仕様が行われることを目的に、薬剤関連事例に対する再発防止策の立案や、研修会の企画、活動効果の検証等を行っています。
レポート既読管理対策チーム
画像診断報告書・病理診断報告書の確認漏れによる診断または治療開始の遅延を防止することを目的に、報告書の確認状況の把握・評価、報告書管理の体制やシステムの管理、活動効果の検証を行っています。
患者さんへのご協力のお願い
検査・手術・注射等の実施する際、名前と生年月日をお伝えください
病院には同姓同名やよく似た名前の方がいらっしゃいます。
点滴や検査、手術等の前にはフルネーム（氏名）と生年月日を伝え、入院患者さんの場合はネームバンドを見せてください。
服用している薬について学びましょう
お薬にはたくさんの種類や飲み薬があります。初めてのお薬や、何か疑問に思った場合は、服薬の前に確認しましょう。各病棟には担当者の薬剤師がいます。
お気軽にご相談ください。
患者さんの転倒事故が増えています。履き慣れた靴を履きましょう。
廊下や病室は滑ります。
また、スリッパは院内では滑りやすくケガのもとになります。
入院中は履き慣れたかかとのある靴を履きましょう。
地域の先生方へ
当院は、医療安全対策加算1並びに医療安全対策地域連携加算1を取得し、医療安全の推進に努めております。
医療安全推進室は、医療安全管理部門として当院における医療の安全の確立と、患者や患者家族に安全で安心できる医療サービスの提供を目的として活動しています。
医療安全管理委員会と連携し、インシデント報告をはじめとする当院の医療安全に係る状況の把握、また、その分析に基づき、医療安全を推進するための業務改善等を継続的に行っています。
