消化器がん低侵襲治療センター

消化器がん低侵襲治療センターの開設

奈良県西和医療センターは、平成29年7月1日、消化器がん低侵襲治療センターを開設いたしました。従来の内科・外科といった枠組みにとらわれることなく、消化器がんに対し可能な限り低侵襲かつ最高レベルの治療を受けていただけるように、消化器内科医、消化器外科医の各専門医が協力していくことが開設の目的です。

 

 

消化器がん低侵襲治療センターについて

消化器とは食物の消化や吸収に関係する臓器で、食道、胃、大腸、小腸、肝臓、胆のう、膵臓などのことです。「消化器がん治療」の原則は早期発見、早期治療であることは間違いのない事実ですが、西和医療センターでは、診断されたがんの治療に際して、患者さんの負担を最小限に抑える「低侵襲治療」をおこなって参りました。  消化器がんの治療では、「傷をつくらない」代表格が消化器内科が担当する「内視鏡的治療」、「傷を小さくする」のが消化器外科が担当する「腹腔鏡手術」です。これまでも消化器疾患に関しては診療科の垣根を越えて協力し、患者さんの皆様が病気を克服していただくために努力を重ねて参りましたが、よりいっそう協力しあって高度な治療に取り組んでゆく所存です。

 

 

■ 消化器内科

消化器内科では、消化器がん(食道、胃、大腸、膵臓、胆のう、胆管、肝臓がん等)の診断や内視鏡治療およびラジオ波熱凝固治療等を行っています。リンパ節転移の可能性がほとんどない粘膜内に限局した初期の食道がん、胃がん、大腸がんに対して、内視鏡的粘膜切除術を施行しております。特に食道がんや胃がんに対しては、一括で確実に病変を切除するために内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を積極的に施行しております。また、膵がん、胆管がんおよび胆嚢がんに対しては内視鏡的胆管膵管造影や超音波内視鏡(針生検)を用いた診断を行い、胆・膵領域のがんに伴う悪性胆管狭窄に対しは、内視鏡的胆道ドレナージや胆管ステント留置術を行っています。2cmまでの肝臓がんに対しては腹部エコー下でラジオ波熱凝固療法を施行しております。

 

 

 

 

 

■ 消化器外科

消化器外科では、従来から患者さんの身体への苦痛を減らす低侵襲治療を重点的におこなっていますが、低侵襲治療を目的として開発された方法が腹腔鏡手術です。この腹腔鏡手術こそ多くの患者さんに受けていただきたい術式であると考え、技術向上に努めてまいりました。胃がん大腸がん肝臓がんなどの悪性疾患に対しても腹腔鏡手術を第一選択に行っていますし、胆石そけいヘルニア虫垂炎などの良性疾患に対しては、SILS(シルス)と呼ばれる単孔式腹腔鏡手術も導入し、腸閉塞腹膜炎にも腹腔鏡手術を実施しています。当科の手術件数は年々増加していますが、腹腔鏡を用いた手術の割合も増加しています。

 

 

診療受付のご案内

TEL 0745-32-0505

■ 診療受付日

曜日~曜日

(土曜日,日曜日,祝祭日,年末年始)

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