感染症内科
当科の診療理念は、病院理念の下、一人一人の患者様に合った適切な診療が出来ること、メディカルスタッフと「全人的医療」が実現できるよう協調性を持ち、かつ主体性を持って診療、ケアにあたることです.
感染症内科は2022年3月から日本感染症学会認定研修施設として認定されました.2022年4月から当科は、常勤医2名、非常勤医2名体制となりました.熱心な医員、豊かな経験・トレーニングを積んできた各非常勤医の先生方と協力し、より良い医療を提供できるよう研鑽を重ねて参ります.患者様、ご家族様のニーズを確認し、様々な視点から調和の取れた診療を提供できるように努めていく所存です.今後とも宜しくお願い致します.
感染症と診断に至る前に、まず感染症か、非感染症かはっきりしない状況があります.例えば、不明熱や倦怠感などの症状が比較的長期間続き、後に抗酸菌感染症と診断に至る場合や、高齢者の方が急性発熱と多発性筋肉痛などの症状を呈し、菌血症とリウマチ性多発性筋痛症との鑑別が必要となる場合などです.どこに紹介したらよいか判断が難しい場合など、気軽に総合内科や感染症内科にご相談を頂ければと存じます.
院内感染症の診療の向上に寄与できるように、感染症診療の相談および血液培養陽性ラウンドを行っております.またチーム医療として新型コロナ感染症で入院となった患者様の診療方針決定の支援を行い、Infection Control Team(ICT)の一員として院内感染対策・抗菌剤適正使用等に関してメディカルスタッフと共に活動しております.
臨床教育にも力をいれています.感染症医である前に内科医であるという姿勢の下、感染症医員のスタッフ・後期研修医は感染症診療だけでなく、総合内科診療、腫瘍診療も従事しております.非常勤医として奈良県立医科大学 感染症内科 西原 悠二先生および伊藤 渉先生には診療支援だけでなく、ICT活動および研修医に対する総合診療や感染症診療に関するレクチャー等のご協力も頂き、診療の姿勢や質を高めるよう教育システムを構築しております.
外来担当表
月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 土曜日 |
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