総合内科・感染症内科・腫瘍内科からのお知らせ
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地域の先生方へ(診療科の特徴)
当科の診療理念は、病院理念の下、一人一人の患者さんに合った適切な診療が出来ること、メディカルスタッフと「全人的医療」が実現できるよう協調性を持ち、かつ主体性を持って診療、ケアにあたることです。
2023年度の総合内科スタッフは部長1名、医員1名、後期研修医3名です。更に豊かな経験・トレーニングを積んできた各非常勤医の先生方と協力し、より良い医療を提供できるように日々研鑽を重ねて参ります。現在、感染症内科、腫瘍内科スタッフとも協同して診療しております。患者さん、ご家族様のニーズを確認し、様々な視点から調和の取れた診療を提供できるよう当科スタッフ一同研鑽を重ねて参ります。
ご紹介に際して
総合内科、腫瘍内科、感染症内科の外来診療は現在月曜日のみです。早急な受診が必要な場合にはできるだけ対応させて頂きますので、病診連携室にご連絡頂きますよう宜しくお願い致します。
当科の診療方針決定・経過観察のプロセスについては、上図のとおりです。
診療の質を高めるために、双方向性の討議、講義、presentation力の向上に努めています。
週間予定
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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朝:全体・チーム回診 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
夕:カルテ回診・新患紹介15:30- | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
AST(抗菌剤適正使用)10:30- | 〇 | ||||
Lecture・抄読会7:30-8:00 | 1/3/5週 | ||||
呼吸器内科とのカンファレンス13:00-14:00 | 〇 | ||||
lecture for 研修医(前期・後期)17:30- | 〇 |
月から菌までの病棟での診療内容:毎日全体回診・チーム回診・討議を行っています。
木は呼吸器内科・放射線科との合同カンファレンス 金は抗菌剤適正使用カンファレンス、専攻医・研修医に対する診断推論などの講義を行っています。
診療内容 概要
当院に存在しない専門科や、どこに紹介したらよいのかよくわからない慢性症状などは総合内科にご相談ください。腫瘍内科では呼吸器悪性腫瘍や原発不明がんなどの化学療法、緩和治療が可能です。ただし放射線治療は当院では施行できませんので、緊急に放射線治療が必要な場合は他院へご紹介の程宜しくお願い致します。また各臓器別 腫瘍疑いの段階では各臓器別の専門科外来にご相談を宜しくお願い致します(例えば肺癌疑いの段階では呼吸器内科へご紹介頂く等)。
総合診療、感染症、膠原病、悪性腫瘍に関して単一施設だけで診断や治療することが難しい状況もあります。総合診療に関して病院・クリニック・施設の皆様と協力してより良い診療に努めて参ります。感染症に関して奈良県立医科大学附属病院 感染症内科と人材交流、定期的なwebカンファレンスを通じて連携しております。膠原病や悪性腫瘍の診療に関しても、これまでの診療経験・各施設との連携を活かして診療に努めて参ります。
総合内科
はっきりしない症状のため、どの科に紹介すればいいのか判断に迷う場合や、原因不明の慢性的な労作時呼吸困難感、倦怠感、不明熱、痺れ、脱力、慢性咳嗽、体重減少等、ご相談ください。ご紹介頂きました先生方と連携した診療に努めて参ります。
高齢者診療の問題点として、様々なシステムに問題を同時に抱え、単一臓器だけで説明のつきにくい多様な症状があります。心理的な側面が身体表現化することも時にあります。 各患者さんの身体・心理社会的背景も配慮した診療をチームとして心掛けています。
腫瘍内科
診療範囲は肺癌(原発性、転移性)を含めた胸部悪性腫瘍、原発不明がん、一部の高齢者悪性リンパ腫の化学療法、症状緩和などです。
現在、当院でも従来の殺細胞性抗がん剤、分子標的治療、免疫チェックポイント阻害剤の組み合わせ、あるいは単剤を用いた治療方法が可能です。実際の治療に際して、患者さんの年齢や背景を考慮した上、治療選択を提示し、標準的治療を提供できるよう尽力します。
様々な合併症や併存症に対する管理なども腫瘍診療の質を決定する大きな要素です。抗がん剤治療や副作用対策だけでなく、総合的な内科診療が求められます。がん診療の総合内科医という認識の下、有害事象の一つである感染症や、薬剤性肺障害等の呼吸不全を含めた対応、症状緩和等に関して、これまでの専門性、経験を活かして診療します。
感染症内科
2023年7月現在、感染症内科は、常勤医1名、非常勤医2名体制です。
感染症と診断に至る前に、まず感染症か、非感染症かはっきりしない状況があります。例えば、不明熱や倦怠感などの不定愁訴などの症状が比較的長期間続き、後に抗酸菌感染症と診断に至ることはたびたび経験することです。どこに相談したらよいか判断が難しいそのような場合など総合内科・感染症内科にご相談ください。
院内感染症の診療の向上に寄与できるように、感染症診療の相談、血液培養陽性ラウンドを行っております。
チーム医療として、入院となった新型コロナ感染症患者さんの診療方針支援・決定、ICTの一員として院内感染対策、抗菌剤適正使用等に関して、医師、メディカルスタッフと共に活動しております。
総合内科、腫瘍内科、感染症内科の部長を兼任している他にはない体制です。その分幅広い視点で診療を提供できると考えております。今後もスタッフと共に学び、各科非常勤医の先生方にもご協力頂きながら、より良い医療を目指して研鑽を積み重ねて参ります。宜しくお願い致します。
スタッフ紹介
中村 孝人
副院長
腫瘍内科部長
総合内科部長
感染症内科部長
専門分野
総合内科
固形癌・感染症・呼吸器診療 がん緩和
慢性心肺循環不全
慢性心肺循環不全リハビリテーション
専門医
日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医/指導医
日本感染症学会認定専門医/指導医
日本呼吸器学会認定専門医/指導医
日本呼吸器内視鏡学会専門医
日本内科学会認定内科医/総合内科専門医/指導医
緩和ケア研修会修了
Best Doctors in Japan 2020-2021, 2022-2023, 2024-2025
根来 和輝
医員
専門分野
総合内科
消化器内科
専門医
日本内科学会専門医
垣内 雄太
専攻医
専門分野
総合内科
脳卒中
神経救急
芝元 心一
専攻医
専門分野
一般内科
総合内科
腎臓内科一般
腎代替療法(血液透析、腹膜透析)
松本 直也
専攻医
専門分野
総合内科
糖尿病・内分泌疾患
河村 健矢
専攻医
専門分野
総合内科
棚瀬 万葉
医師
専門分野
総合内科