人工透析室からのお知らせ

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地域の先生方へ

奈良県西和医療センター人工透析室では、末期腎不全に対する腎代替療法の情報提供、生活習慣から栄養指導・服薬指導を含めた患者教育、血液透析療法・腹膜透析療法の導入と継続、血漿交換療法をはじめとする各種アフェレーシス療法、腎移植への紹介など、腎機能が低下したすべての患者さんとご家族の方に対して包括的な治療を提供しています。また、患者さんが安心して腎代替療法を受けることができるよう、西和地区の訪問看護師・保健師と連携を取り患者支援を行っております。腎代替療法を必要とする患者さんの維持透析療法のみならず、様々な症例、様々な問題に誠実に対応していきますので、いつでもご連絡いただければ幸いです。

当院で行える治療

当センター人工透析室では、腎不全をきたした患者さんの病態とADLに合わせた最適な腎代替療法を提供します。基本的に月水金曜日・火木土曜日いずれも午前と午後の2クールで維持血液透析療法に対応しておりますが、緊急時には24時間対応しております。また、腹膜透析療法、血液透析と腹膜透析のハイブリッド療法の導入・継続、自己免疫疾患・敗血症・消化器疾患等に対する血漿交換療法や免疫吸着療法などの各種アフェレーシス療法や、腹水ろ過濃縮再静注法(CART)など、様々な治療を行っております。

また、増加を続ける慢性腎臓病患者さんとそのご家族の方に向けて、腎臓病保存期・透析導入期に患者教育を行っています。例えば、多職種連携によるCKD教育入院では、腎臓専門医からの病態説明に加え、腎臓病療養指導士の資格を持つ看護師による生活習慣の改善や腎代替療法の選択支援、薬剤師・管理栄養士・臨床検査技師からそれぞれ服薬管理や食事指導、検査データの見方について教育支援させていただきます。腎臓病教育入院が困難な患者さんにも、外来個別指導を定期的に行い、患者さん自身がご家族の方とともに腎臓病について、そして今後の人生について深く考えることができるよう支援いたします。

2020年から始まったCOVID-19流行に対応するため、感染症対応隔離透析室(感染症対策テント付ベッド2床)を設立し、免疫力の低下した透析患者さんも安心して透析を受けられるよう体制を整えています。

診療実績

2020年度2021年度2022年度
血液透析導入404843
血液透析年間件数403435963724
腹膜透析導入3611
腹膜透析総患者数1320
CKD教育入院101235

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