特定行為実施および実習への協力に関しましては、この記載(文面)によって同意したものと致します。尚、同意されない場合は拒否することができます。その際は指導医もしくは特定行為実践看護師(奈良県立病院機構内名称)へお伝えください。拒否したことを理由に、治療及び看護上の不利益が生じることはありません。
看護師による特定行為を実践するメリットとして、常に患者さんの傍にいる看護師が、患者さんの状態に応じて適切な医療を迅速、かつタイムリーに提供できること。
また、なぜその医療行為が必要なのか、患者さんやご家族の立場に立った説明ができます。
『生活』だけでなく『治療』に関しての支援が可能になることで、患者さんの治療と療養環境の向上に寄与できます。
当センターでは、特定行為研修修了看護師を特定行為実践看護師と呼んでいます。
2024年4月1日現在、19名の看護師が活動しています。
経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの位置の調整
侵襲的陽圧換気の設定の変更
非侵襲的陽圧換気の設定の変更
人工呼吸管理がなされている者に対する鎮静薬の投与量の調整
人工呼吸器からの離脱
気管カニューレの交換
一時的ペースメーカーの操作及び管理
一時的ペースメーカーリードの抜去
経皮的心肺補助装置(PCPS)の操作及び管理
大動脈内バルーンパンピング(IABP)からの離脱を行うときの補助頻度調整
心嚢ドレーンの抜去
低圧胸腔内持続吸引器の吸引圧の設定及び変更
胸腔ドレーンの抜去
膀胱ろうカテーテルの交換
中心静脈カテーテルの抜去
末梢留置型中心静脈注射用カテーテルの挿入
褥瘡または慢性創傷の治療における血流のない壊死組織の除去
創傷に対する陰圧閉鎖療法
直接動脈穿刺法による採血
橈骨動脈ラインの確保
急性血液浄化療法における血液透析器又は血液透析濾過器の操作及び管理
持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整
脱水症状に対する輸液による補正
感染徴候がある者に対する薬剤の臨時の投与
インスリンの投与量の調整
硬膜外カテーテルによる鎮痛剤の投与及び投与量の調整
持続点滴中のカテコラミンの投与量の調整
持続点滴中のナトリウム、カリウム又はクロールの投与量の調整
持続点滴中の降圧剤の投与量の調整
持続点滴中の糖質輸液又は電解質輸液の投与量の調整
持続点滴中の利尿剤の投与量の調整
抗けいれん剤の臨時の投与
抗精神病薬の臨時の投与
抗不安薬の臨時の投与