ジェネラリストの道を進む先輩

Oさん 看護師歴7年目 職歴7年目
現部署:手術室
STEP I
2年目
1年目の時は器械を手渡しする器械出し看護師を主にしていましたが、2年目になる頃には、手術の進行を把握しながらも患者さんの全身状態を観察する外回り看護師につくようになりました。器械出し看護師とは異なり、手術前後や術中のサポート全般を行うため、視野が一気に広がりました。
STEP II
3~4年目
3~4年目頃になると日々リーダーにつくようになり、その日の手術全体の業務を管理・統括する役割を担うようになりました。手術の進行具合やスタッフの配置・緊急手術の対応など、直接手術には関わりませんが、その日1日患者さんが安全に、手術が円滑に進むように配慮するため、判断力やリーダーシップ力など様々な能力を身につけることができました。
STEP III
5年目
5年目にはチームリーダーを任され、その年の目標達成に向けてリーダーシップを発揮するプロセスを学びました。メンバーの規範となり、チーム全体の成果向上をサポートする重大な役割でしたが、先輩方の指導のおかげでチーム全体の能力が向上し、手術看護の質の向上につなげることができました。
STEP IV
7年目
6年目になった今でもまだまだ学ぶ事はたくさんあり、日々勉強の1日です。 いずれは後輩の教育指導や専門的な知識を身につけるなど、今よりももっとスキルアップできるよう努力しています。
看護師をまとめるマネジメントの道を進む先輩

Mさん 看護師歴16年目 職歴16年目
現部署:南3階病棟 現在の役割:看護師長
STEP I
7年目
DMAT隊員養成研修を受講しました。受講することで災害に関する知識だけでなく、指揮・統制、コミュニケーションなど組織を円滑に運用していく上での知識・技術を学びました。“組織”に興味を持つこととなりました。
STEP II
9年目
その当時の師長さんより実地指導者を頑張ってみてはどうかと話がありました。今まで指導を行うことに対しとても苦手意識がありましたが、自分自身の課題を克服するチャンスと感じ実地指導者を担当しました。新人看護師に積極的に関わることで新人看護師の成長を実感しすることが出来ました。また指導の方法について良かった点、反省点をたくさん経験することで看護師一人一人の個別性に応じた関わり方を考えることができ、スタッフ育成の楽しさを知りました。
STEP III
11年目
初めての院内での部署異動を経験しました。異動先の部署は自分より先輩の看護師が少なく、
ほとんどが後輩の看護師でした。当時の師長さんや主任さんと業務改善やスタッフ教育について話し合う機会が多く興味を持つようになりました。また、話し合いの機会の場では自分自身の意見もしっかりと反映させてくれる事によりマネジメントの楽しさを実感することができました
STEPIV
16年目
14年目に看護主任として以前まで働いていた北5階病棟へ移動となりました。以前に働いていた職場でありスタッフ教育や業務改善をスタッフのみんなと協力し実践できました。
16年目、看護師長となりました。看護管理についてまだまだ未熟ですが当院の師長さんに毎日のようにサポートや励ましをしていただき、楽しくマネジメントを実践できています
スペシャリスト+プラチナナースの道を進む先輩の例

Nさん 看護師歴39年目 職歴37年目
現部署:感染対策室 感染管理認定看護師
2023年3月定年退職後、現在も皆さんのお役に立てるようがんばっています
STEP I
18年目
外来勤務から北5階病棟(循環器内科・CCU)に異動しました。その際、循環器疾患以外の感染症で亡くなる患者のケアを体験しました。また、北5階勤務中に看護部感染防止委員を5年経験し、感染対策の重要性を痛感しました。
STEP II
27年目
看護部感染委員の経験を経て、上司の勧めもあり認定看護師感染管理分野の研修試験へ挑戦し
合格、8ヶ月の研修を受講し、2013年に認定看護師資格を取得しました。
STEP III
35年目
新型コロナウイルス感染症という新興感染症に対し、感染管理認定看護師としての役割や責任が大きくなりましたが、病院職員と共に、患者対応や職員の感染防止策を考え、啓発を進めていくことができました。また病院内だけでなく、地域の医療機関や介護福祉施設などにも訪問し、
一緒に感染対策を考える機会も増えました。
STEP IV
37年目
以前から課題であった、次世代へのバトンタッチや病院内の感染管理に関する2人耐性が実現して定年となりました。現在も、少しでも力になれるよう、もう1人の感染管理認定看護師やICTの
メンバーとともに感染対策に取り組んでいます。