外科・消化器外科

外科・消化器外科からのお知らせ

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診療科概要

「外科」とは手で仕事をするという意味のギリシャ語が語源となっており、手術によって病気やけがを治療する医学の分野のことです。また「消化器」とは、食べ物を消化して栄養を吸収し、大便として排出するまでの器官を総称する言葉です。われわれ「外科・消化器外科」は、食道、胃、小腸、大腸、肝臓、胆嚢、膵臓といった消化器に発生した病気、脱腸（鼠経ヘルニア）や肛門の病気（痔など）を手術で治療しています。食事がつまる、便に血が混じる、肛門が痛むなどの症状がある方々や、消化器の癌で手術を必要とする方々が受診されます。
※ 疾患ごとの治療については下記別項の－疾患と治療－をご参照ください。

外来担当表

	月曜日	火曜日	水曜日	木曜日	金曜日
一診 (午前)	石川	上野	樫塚	上野	石川
一診 (午後)	セカンドオピニオン外来（大腸がん）	上野	樫塚	上野	セカンドオピニオン外来（大腸がん）
二診 (午前)		助川		吉﨑	山戸
二診 (午後)		助川		吉﨑	山戸

外来受付：午前8時30分～午前11時00分まで（予約、急患を除く）

当科の特色

当センターの基本理念は「患者さんを家族のように愛する いい医療をより多くの患者さんへ」とされています。そのため身体に優しく低侵襲治療とされる腹腔鏡手術の技術向上は不可欠と考え、早い時期から技術向上に努めてまいりました。2024年春からは手術支援ロボットda Vinci（米国インテュイティブサージカル社製）を使用したロボット手術も導入しています。

また、当科では次に述べるような消化器癌に対する治療を行っています。
大腸癌治療の原則は明確で、限局している病変は切除するということに尽きます。早期癌に対しては内視鏡的切除、進行癌に対しては外科的手術を行いますが、切除できない場合や術後に再発した場合でも最近の抗癌剤の進歩により手術のチャンスが生まれます。早期癌から進行癌、さらに再発転移した癌まで、すべての大腸癌に対して最後まであきらめない治療を行います。大腸癌研究会参加施設、日本大腸肛門病学会認定施設に認定されています。

胃癌は大腸癌とは性質が異なっており、最初の手術で病変のすべてを切除できることが重要となります。早期癌については内視鏡的切除（消化器内科へ依頼）を行い、内視鏡的切除が適応できない病変はすべて外科的手術を行います。手術が難しい高度な進行癌では抗癌剤治療が中心となりますが、抗癌剤治療によって癌を縮小させることができれば手術が行えます。日本胃癌学会認定施設に認定されています。

実質臓器である肝臓に発生した肝臓癌の手術には胃癌や大腸癌とは異なった技術が必要となり、肝臓手術の訓練を十分に積んだ外科医による執刀が推奨されます。当科では日本肝胆膵外科学会高度技能専門医が肝臓癌、膵臓癌、胆嚢癌の診療を担当していますので、安心して手術を受けていただけます。腹腔鏡下肝切除術の施設基準認定施設に認定されており、腹腔鏡下肝切除術や腹腔鏡下膵切除術も行っています。
※疾患ごとの治療については下記別項の－疾患と治療－をご参照ください。

疾患と治療

疾患別の治療1　―消化器の悪性疾患―

• 大腸がん
• 胃がん
• 肝臓、胆のう、胆道系、すい臓手術の適応となる主な疾患
• 肝臓疾患に対する外科治療
• 腹腔鏡下肝切除

疾患別の治療2　―消化器の良性疾患―

• 胆のう疾患
• そけいヘルニア
• 虫垂炎
• 腸閉塞
• 大腸憩室症
• 虚血性大腸炎
• 大腸クローン病
• 潰瘍性大腸炎
• 大腸と小腸の腸軸捻転症
• 肛門疾患（痔）

疾患別の治療3　―乳腺の疾患―

疾患別の治療4　―特に大腸と肛門を詳しく―

疾患別の治療5　―食道の疾患について―

• 食道がん
• 食道裂孔ヘルニア

スタッフ紹介

施設認定

• 日本外科学会認定医制度修練施設
• 日本消化器外科学会専門医修練施設
• 日本癌治療認定医機構認定医研修施設
• 大腸癌研究会参加施設
• 日本大腸肛門病学会認定施設
• 腹腔鏡下肝切除術の施設基準認定施設
• 日本胃癌学会認定施設

診療実績

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更新日
2023年6月1日