リハビリテーション科からのお知らせ
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診療科概要
リハビリテーション医学とはさまざまな病態、疾患、外傷などにより生じた機能障害を回復し、残存した障害を克服しながら、人々の「活動を育む」医学分野です。
リハビリテーションには、大きく、急性期リハビリテーション、回復期リハビリテーション、生活期リハビリテーションがあり、当科は急性期リハビリテーションを担います。急性期医療を行う様々な診療科をサポートする診療科ですので独自の病床を持ちませんが、早期からのリハビリテーションにより廃用症候群を予防し、機能回復の促進により入院期間を短縮し、患者さんがより早期により高い機能で社会復帰できるよう医療を行います。
当科では、入院早期から、また、症例によっては術前から理学療法、作業療法、言語聴覚療法を効果的に実施し、さらに、リハビリテーション医療を受けるすべての患者さんが安全にリハビリテーションを受けることができるよう、リハビリテーション科医と循環器内科医の知識と技術を活用しながら、多職種連携を行い、患者さんにとってより良いリハビリテーションを提供します。
リハビリテーション科外来は設置しておりませんので、心臓リハビリテーションやスポーツ医学についての受診は、循環器内科 岡山の外来までよろしくお願いします。
「スポーツ医学(循環器疾患と呼吸器疾患)」について
次のような方は、循環器内科 岡山の外来にご相談ください。
・アスリートやスポーツ愛好家の方で、競技中に胸痛、動悸、息切れ、意識消失を自覚したことがある。
・アスリートやスポーツ愛好家の方で、健診で心雑音やスポーツ心臓を指摘されたことがある。
・循環器疾患や呼吸器疾患をお持ちの方で、スポーツをしたい、または、スポーツをして良いかわからない。
・ダウン症候群の方、過去に川崎病の治療を受けたことがある方、過去に先天性心疾患の手術を受けたことがある方で、スポーツをしたい、または、スポーツをして良いかわからない。
血液検査、心電図、ホルター心電図(24時間または1週間)、呼吸機能検査、トレッドミル検査、心肺運動負荷試験、心臓超音波検査、心臓CT、心臓MRIなどを適宜実施し、患者さんのスポーツ活動に対する希望を考慮しながら、検査の結果に応じて、安全な範囲内でスポーツ活動ができるよう指導し、治療方針を決定します。また、必要に応じて、呼吸器内科や整形外科へ紹介させていただきます。
スタッフ紹介
岡山 悟志
副部長
専門分野
リハビリテーション、スポーツ医学
心不全
心腎連関
循環器画像診断
【リハビリテーションに関連した所属学会】
日本リハビリテーション医学会
日本心臓リハビリテーション医学会
日本物理療法学会
日本認知症学会
【リハビリテーションに関連した専門医】
日本リハビリテーション医学会専門医と指導医
日本老年医学会専門医と指導医
日本心臓リハビリテーション学会指導士
日本体育協会スポーツドクター
日本パラスポーツ協会公認パラスポーツ医
日本医師会健康スポーツ医
【教育活動】
奈良県立医科大学 リハビリテーション医学講座 臨床教授
奈良県立医科大学 統合臨床講義「加齢と老化」
奈良県かかりつけ医認知症対応力向上研修会「地域・生活における実践」
【スポーツドクターとしての活動】
国民体育大会 奈良県代表選手団への帯同
奈良県市町村対抗子ども駅伝 救護班
奈良マラソン 救護班
アンチ・ドーピング啓発・教育研修会の講師
松井 元哉
非常勤
専門分野
リハビリテーション
梅山 和宏
非常勤
専門分野
リハビリテーション
施設認定
- 運動器疾患リハビリテーション料(Ⅰ)
- 心大血管リハビリテーション料(Ⅰ)
- 呼吸器疾患リハビリテーション料(Ⅰ)
- 脳血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)
- 廃用症候群リハビリテーション料(Ⅰ)
- がん患者リハビリテーション料