静脈系のカテーテル治療では、中心静脈カテーテル留置術もしくは中心静脈ポート留置術がほとんどを占めます。中心静脈ポート留置術は、抗がん剤などの薬剤投与や静脈栄養が長期にわたり必要な症例に対して適応があり、当院ではほぼすべての症例を放射線科で施行しています。

当院で実際に治療を行った例
A・B 留置直後のX線写真:カテーテル(管)が心臓の手前(赤矢印)から左肩を通って、左腕の皮下にポートという専用の器具(黄矢印)を埋め込み、いつでも点滴できるようにしています。

C・D 実際の皮膚写真:ポートを埋め込んだ部位が膨らんでいます(赤矢印)。体外から触ると、ポートの埋め込まれた位置を触れることができるので、それを目印に専用の針(黄矢印)で刺しやすくなっています。この専用の針は必要なければいつでも抜くことができます。

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