この度、院長に就任いたしました土肥直文です。
奈良県西和医療センターは、奈良県立病院機構の一員として
、「医の心と技を最高レベルに磨き、県民の健康を生涯に渡って支え続けます」という法人理念と「患者さんを家族のように愛する」「いい医療をより多くの患者さんへ」という病院理念のもと、奈良県民、特に西和医療圏、そのなかでも西和7町(平群町、三郷町、斑鳩町、安堵町、上牧町、王寺町、河合町)や大和郡山市西部、および香芝市・広陵町などの中和医療圏の一部の住民の方々の急性期医療を支えて参りました。集学的循環器病治療センターや消化器がん低侵襲治療センター、人工関節センターなどの特色を有し、22の診療科、300床の病院です。
令和2年は、世界中の人々が大きな困難に直面しています。奈良県も例外ではありません。奈良県西和医療センターは、奈良県の公立病院としての責務を果たすため、この国難とも言える困難な時期に必要な役割を担ってゆく所存です。この困難を乗り切るためには、すべての医療機関の協力だけでなく、住民のみなさまお一人お一人の責任ある行動が求められています。医療機関と住民が一丸となり、この困難に立ち向かい、いつか乗り越えられる時が来ると信じて職務を果たして参りたいと考えております。これからの奈良県西和医療センターをなにとぞよろしくお願い申し上げます。
令和2年4月1日
奈良県西和医療センター 病院長 土肥直文