入院の手続き

1. 予約入院の場合

1)入院当日、まず1階フロントカウンターカウンター(6)入退院支援室に下記の書類を提出し、手続きをお済ませください。

  • 診察券
  • 健康保険証・マイナンバーカード(お持ちの方)
  • 入院申込・誓約並びに保証書(入院診療を受ける際に、本人あるいは代諾者などの関係者が、当院の「患者の権利と義務」に同意することを誓約する文書)
  • 保険適応外サービス負担金同意書
  • 看護師が入院時の身体状態を確認します。
  • 薬剤師が持参薬を確認します。
    服薬中のお薬とお薬手帳を持参のうえ、ご提示ください。

2)病棟へご案内します。

「家庭連絡 報告書」、その他必要書類を提出してください。

2. 緊急入院の場合

(診察・検査の結果、医師の判断により即日入院となった場合)

  1. 入院が決まりましたら、1階フロントカウンター(6)入退院支援室(夜間休日は守衛室)へおこしください。診察券、健康保険証、マイナンバーカード(お持ちの方)等をご提示いただきます。
  2. 入院案内をお渡しします。2~3日中に1階フロントカウンター(6)入退院支援室に「入院申込・誓約並びに保証書」・「保険適応外サービス負担金同意書」を提出してください。
  3. 診療を受けている外来に戻り、看護師の指示にしたがってください。
  4. 病棟へご案内いたします。「家庭連絡報告書」、その他必要書類を提出してください。

入院に必要なもの

1. 入院時に持参していただく書類、薬剤等について

  1. 「入院のご案内」(この冊子)
  2. 提出書類(記入して持参してください)
    □入院申込・誓約並びに保証書
    □家庭連絡報告書
    □保険適応外サービス負担金同意書 
    □検査、手術などの同意書
  3. 診察券 
  4. 健康保険証・後期高齢者保険証・マイナンバーカード(お持ちの方) 
  5. 医療券・受給者証(生活保護法、更生医療、育成医療による場合)
  6. 高額療養費自己負担限度額適用認定証(70歳未満の方の場合)
  7. 介護保険証(介護保険の認定を受けている方)
  8. 普段飲んでいるお薬(塗り薬・目薬・貼り薬も含む)予定入院日数分(最大2週間)のみをお持ちください。
  9. お薬手帳 お薬の説明書(最新のもの)
  10. ペースメーカー手帳(ペースメーカーを装着されている方)その他、医療機器管理手帳(SMBG等)

ネイル及びジェルネイル・つけ爪をされている方へお願い

入院中の治療や検査並びに手術時に支障が出ますので、入院されるまでに必ず除去してきてください。

2. 入院時に持参していただく生活用品など

(持参いただくものについては、名前を書いてください。

□下着

下着

□寝依

寝依

□タオル類

タオル類

□はきなれた靴
(滑りにくいもの)

はきなれた靴
(滑りにくいもの)

□歯磨きセット

歯磨きセット

□ボディーソープ、シャンプー類

ボディーソープ、シャンプー類

□コップ(割れにくいもの)

コップ(割れにくいもの)

□水筒

水筒

□ティッシュペーパー、ウエットティッシュ

ティッシュペーパー、ウエットティッシュ

□マスク

マスク

□イヤホン

イヤホン

□洗剤(必要時)

洗剤(必要時)

□紙おむつ

紙おむつ

□めがね(ケースも)

めがね(ケースも)

□補聴器(ケースも)

補聴器(ケースも)

□義歯ケース、洗浄剤

義歯ケース、洗浄剤

□おしりふき

□ボディーローション、保湿剤

□コンタクト(他備品)

□とろみ調整食品(とろみ剤)

□電気シェーバー

□ハンガー

個人で必要なものもお忘れなく

※その他必要に応じて持参依頼をすることがありますが、ご了承ください。

当院では、院内外での感染リスク軽減を目的として、便利な入院セットサービスを導入、推奨しています。
お申込いただくことで、持参していただく生活用品も少なく入院が可能となり、お洗濯や身の回り品、紙おむつの準備等で病院を往復していただく手間も軽減できます。
外部業者への委託となっておりますので、入院費とは別のご請求となります。
入院セットにかかる費用は、当院窓口ではお支払いできません。
詳しくは別紙パンフレットをご参照ください。

入院に関するお願い(入院前に必ずお読みください)

1. 入院中お守りいただくこと

  1. 入院中は療養に専念し、医師・看護師など職員の指示をお守りください。
  2. 敷地内には、職員以外の立ち入りを禁止・制限している区域がありますのでご注意ください。
  3. 病院備え付けの物品は大切に使用してください。破損した場合、弁償していただくことがあります。
  4. 病院建物および敷地内は、全面禁煙です。電子たばこの持ち込みも不可となっています。
  5. ナイフ、はさみ、包丁、カッター、かみそり等の刃物類、ライター、マッチ等の火気および引火物は持ち込まないでください。
  6. お手回り品の盗難に十分注意してください。多額の金品は持ち込まないようにしてください。紛失・盗難については、当院は一切の責任を負いかねます。貴重品等は必ず病室の床頭台の中のカギ付きボックスに入れ施錠し、カギは必ず身につけて各自で管理してください。
  7. 携帯電話、スマートフォンはマナーモードに設定し、通話時は通話可能エリアでお願いします。なお、病棟により医療機器への影響に配慮する必要があるため、使用にあたっては医師・看護師など職員の指示にしたがってください。
  8. 患者さんとその付き添いの方および職員の個人情報やプライバシーを保護する目的で、施設および敷地内での写真や動画撮影・ボイスレコーダー等での録音を原則、禁止しています。
  9. 外出・外泊は医師の許可と「外出・外泊許可願」が必要です。病棟を離れる場合も必ずスタッフステーションにお知らせください。
  10. 無断での離院は理由の如何を問わず禁止しています。無断離院され、連絡が取れない場合、ご本人の安全を守るため、ご家族に警察への保護申請をお願いすることがあります。
  11. 無断離院中の事故・病状の悪化については、当院では一切の責任は負いません。ご了承ください。
  12. 病院の規則に従わない場合、他人・職員への迷惑行為、暴力・暴言、セクシャルハラスメント、入院中の飲酒、喫煙(電子たばこ含む)、無断外出・外泊等、院内の秩序を乱す場合は、退院していただくことがあります。

2. 安全な入院生活を送っていただくために

1)患者さんの確認方法について

入院中は、患者さんの安全確保のため、リストバンドの装着をお願いしています。お名前確認は、患者さんに名前・生年月日を名乗っていただき、職員がリストバンドで確認します。医療事故を予防するためには、医療者側の努力だけでは足りず、患者さんのご協力(=医療に参加すること)がとても重要だと言われています。共に医療の安全と質を高めていただきますよう、ご理解とご協力をお願いします。   

2)転倒および転落予防について

病院での入院環境は住み慣れた家庭とは異なります。環境の変化に加え、病気やケガによる体力低下などにより、思いがけない転倒やベッド等からの転落の危険性があります。入院前や以前の入院中に転倒したことがある場合には事前にお知らせください。当院では患者さんの療養環境を整え、安全で快適な生活を送っていただけるよう努めてまいります。入院中、患者さんは、はき慣れた靴を使用してください。(スリッパ・サンダルは禁止)なお、転倒・転落の危険性が非常に高い場合、患者さんの安全を守るため安全用具を使用する場合があります。ご理解・ご協力をお願いします。

サンダル・スリッパは危険
こんな行為も危険です

3)入院時、非常口および避難設備のある場所を確認してください。

非常時は、医師・看護師など職員の指示にしたがって行動してください。

4)感染防止(予防)対策

コンビニエンスストアや検査・リハビリなどから戻られた際、食事前、排泄後等の手洗いやアルコール手指消毒液の使用をお願いします。
ご家族・ご面会の方にも病室への入退出に際しては、手洗い及び病室入口に設置しているアルコール手指消毒液の使用をお願いします。  
小さいお子様や体調の悪い方の面会はご遠慮ください。
インフルエンザや他の流行性疾患の流行の有無にかかわらず、院内でのマスクの着用や一時的な部屋移動、面会制限、発症の有無を調べるための検査、発症予防薬を使用させていただく場合があります。 

5)職員の針刺し事故等発生時の採血について

職員の針刺し事故や、患者さんがせん妄状態になり、職員へのかみつき事故が起こることがあります。発生した時点で患者さんの感染症(B型肝炎、C型肝炎、エイズ)の血液検査が必要です。夜間など連絡が取れないときは事後に説明します。ご理解とご協力をお願いします。

3. 入院中の他の医療機関への受診について

入院期間中に他の医療機関の予約がある場合や、持参されたお薬が無くなった 場合などには、必ず主治医または看護師にご相談ください。

なお、主治医からの許可を得て他の医療機関を受診する場合は、当センター所定の書類をお持ちいただき、他の医療機関の受付・会計窓口にご提示ください。
また、入院中に医師からの指示や許可なしに他の医療機関を受診したり、ご家族が代わりに薬の処方を受けたりするなどは、保険診療として認められておりません。このような場合、診療にかかる費用に健康保険は使えず全額自己負担となります。あとで追徴されることにもなりますのでお気をつけください。

4. DPC(包括支払い制度)について

当院は、入院医療費の包括支払い制度(DPC)対象病院です。入院される患者さんの病状をもとに、手術や処置内容に応じて、定められた1日あたりの定額を基本に医療費を計算しています。ただし、手術や一部特殊な検査・処置など、医師の専門的技術を必要とする分野などは、出来高算定方式で計算しています。

5. 駐車場利用について

入院される方の自動車の留め置きはできません。ご了承ください。

6. その他お願い

  1. 当院は、職員が金品の贈与を受けることを固く禁じております。
  2. 当院は、基幹型医師臨床研修病院として研修医の育成を行っています。また、医学生・看護学生等の受け入れも行っています。ご理解、ご協力お願いします。
  3. 当院では研修を修了した看護師が、医師の診療補助を目的として、創部のドレーン抜去や動脈からの採血などの定められた医療行為を行うことがありますので、ご理解ください。

※看護師の特定行為とは

看護師の「特定行為」とは医師の指示に基づいて作成した手順書にそって、看護師が行う診療の補助行為です。この行為は特定行為研修を修了し、専門的な知識技術を身につけた看護師(奈良県立病院機構内名称:特定行為実践看護師)が実践可能な診療補助行為です。看護師による特定行為を実施するメリットは、常に患者さんのそばにいる看護師が、医療チームの一員として状態に応じて適切な医療を迅速かつタイムリーに提供することです。また、患者さんやご家族の立場に立った説明ができ、「治療」と「生活」の両面から支援することができます。

特定行為実施および実習へのご協力に関しましては、この記載(文面)によって同意したものと致します。尚、同意されない場合は拒否することができます。その際は、指導医もしくは特定行為実践看護師へお伝えください。拒否したことを理由に、治療および看護上の不利益が生じることはありません。ご了承ください。

入院中の過ごし方について

1. 病室について

病室は、基本6人部屋となっています。起床時間は朝6時、消灯時間は夜9時です。治療上の理由で、病室や病棟が変更になることがあります。個室のご利用につきましても、病状重視の病室管理上、ご希望に添えない場合もあります。ご理解、ご協力お願いします。

2. 食事について

  1. 管理栄養士の管理のもと、患者さんの病状に応じた食事を、適時(朝食8時頃、昼食12時頃、夕食18時頃)適温で提供しています。食品衛生上、保管は2時間までとしその後下膳します。配膳された食事は、なるべく早くお召し上がりください。
  2. 箸、スプーンは食事の際、提供しています。またお茶は各病棟で各病棟で給湯器を設置していますのでご利用ください。
  3. とろみ調整食品(とろみ剤)を使用されている方は、入院時にご持参ください。
  4. 当院は、管理栄養士による食事指導も実施しています。希望される方は、担当医にお伝えください。

3. 電気器具等の使用について

  1. 各ベッドサイドに、カード式のテレビ・冷蔵庫を設置しています。テレビ・ラジオ視聴時は、イヤホンの使用をお願いします。
  2. その他の電気器具の使用は許可が必要です。
  3. 消費電力が150Wを超える器具は、配線許容量および火災防止上、使用できません。電気あんかも火傷予防のため使用できません。ご了承ください。

※テレビカード自動販売機(テレビ・冷蔵庫・ランドリーで使用可能)

設置場所南3・4・5・6、北3・4・5病棟 1Fコンビニエンスストア救急外来出入口(こちらには、精算機もあります)
販売金額1枚1000円
ご利用時間テレビカード1枚でテレビ視聴の場合は16時間40分 ご利用可能
・冷蔵庫 1回100円/ 24時間
・洗濯機 1回200円、乾燥機1回100円/ 30分

4. 付き添いについて

原則付き添いの必要はありません。ただし、小児および患者さんの状態により、ご家族の方に付き添いをお願いする場合があります。付き添いの方の寝具は、各自でご準備をお願いします。

5. 面会について

  1. 面会時間は午後2時から午後7時までです。面会の方は、必ずスタッ フステーションに申し出てください。ただし、小児科病棟、ICU,CCUの面会については、入院時に病棟でご確認ださい。
  2. 感染防止のため、発熱や咳等感染症状のある方・小さなお子様(中学生以下)の面会はご遠慮ください。
  3. 病室入室時は、マスクを着用し備え付けの消毒液で手指消毒をお願いします。
  4. 病室での飲食はご遠慮ください。※ 但し、現在、新型コロナウイルス感染症予防のため、面会を制限させていただいていますので、医師・看護師など職員の指示にしたがってください。
  5. 面会は短時間でお願いします。大声での会話は、他の患者さんの迷惑になります。談話室等をご利用ください。
  6. 病棟への電話取り次ぎは、午前9時30分から午後9時までです。通話時間は短くしていただきますようお願いします。緊急以外の時間外面会・電話の取り次ぎは、ご遠慮ください。
  7. 土日・祝日および夜間の来院は、救急出入口の守衛室へ声をかけてください。(午後7時以降は、全面施錠します)

6. その他サービスについて

退院について

  1. 退院は、医師が許可した場合に限ります。
  2. 退院は、原則午前中です。
  3. 退院当日は、退院会計を1階(4)番お支払い窓口にてお済ませください。お支払い後は、「病棟スタッフステーション」にお声がけください。
  4. 入院証明、手術証明等の申し込みは、1階フロントカウンター(1)「初診・証明受付」窓口へ。病院が発行する診断書を希望される場合は、スタッフステーションにお伝えください。
  5. 退院時のアンケートへのご協力をお願いします。

料金支払いについて

1. 料金支払い方法について

  1. 退院時は、入院日から退院当日までの医療費を精算します。即日お支払いください。当日、精算手続きには1時間程度かかります。ご了承ください。
  2. 時間外および緊急の退院の場合、医療費は後日連絡させていただきます。
  3. 入院中の医療費は、月末締め切りで、翌月10日頃病棟から請求書をお渡しします。指定の期日までに1階自動支払精算機、もしくはフロントカウンター(4)番お支払い窓口でお支払いください。ただし、時間外(平日17時以降、土日祝)は救急外来受付窓口でのお支払いになります。
  4. クレジットカード利用について

① 診療費のお支払いにクレジットカードがご利用いただけます。お支払い時、1階フロントカウンター(4)番お支払い窓口に伝えてください。

② クレジットカード利用時は、暗証番号の入力が必要です。

③ お支払い方法は、一括・分割・リボ払いが可能ですが、クレジット会社により一部ご利用になれない場合があります。なお、分割・リボ払い・サインによる支払いは(4)番お支払い窓口にお越しください。

④ 現金とカードの併用、および2枚以上のカードを組み合わせてのお支払いはできません。

クレジットカードの利用限度額をご確認の上、ご利用ください。

〔ご利用可能な主なクレジットカード〕

VISA・Master・JCB・AMEX・DC・UFJ・MUFJ・ダイナーズ等

2. お支払いいただく入院費用について

  1. 全国健康保険協会、健康保険組合、共済組合、船員保険、国民健康保険の加入者は、原則診療報酬上の診療費の3割が自己負担となります。(公的制度を利用される方は自己負担金が異なる場合があります)
  2. 入院中、1ヶ月に1回、月初めに保険証の確認をしています。1階フロントカウンター(1)初診・証明受付にご提示ください。保険証の記載内容に変更があった場合も同様です。
  3. 交通事故による入院は、原則、健康保険等医療保険制度は適用できません。全額自費扱いとなります。
  4. 個室を利用された場合、保険給付対象外です。下記の個室料金(室料差額)が加算されます。※入室時間(利用時間)に関わらず、1日(0時~24時)当たりの料金です
種別室料差額※
(1日につき)
設備・備品病棟(室数)
特別室19,800円ユニットバス・洋式トイレ
洗面台・ソファーベッド・机
冷凍冷蔵庫・テレビ・ロッカー
流し台・電話
北5階(1室)
個室7,810円洗面台・ロッカー
ソファーベッド・机
カード式テレビ・冷蔵庫
南3階(7室) 南4階(3室)
南5階(4室) 南6階(3室)
北3階(5室) 北4階(3室)
北5階(6室)
2床個室1,980円ロッカー 
カード式テレビ・冷蔵庫
南5階(2室)
北5階(1室)
※入院日・退院日・移室日も1日料金として取扱いさせていただきます。1泊2日の場合、2日分の料金となります。

5. 当院で導入しております入院セットサービスは保険給付対象外です。外部業者との直接契約となりますので、病院窓口でのお支払いは出来ません。詳しくは、入院セットのパンフレットをご参照ください。

3. 自己負担が軽減される制度について

 1)健康保険の高額療養費について

① 同じ月内の医療費の自己負担額が高額になった場合、限度額を超過した分が高額療養費として保険者より後日支給されます。

② 事前に加入されている医療保険の保険者に申請し、認定証の交付を受けてください。事前の申請に必要な手続きや高額療養費の支給を受けられる場合など詳しくは、加入されている医療保険の保険者(健康保険組合・社会保険事業所または市町村役場など)へお問い合わせください。負担の上限は所得や年齢により異なります。

③ 入院手続き時もしくは入院した月の月末までに「高額療養費自己負担限度額適用認定証」を、1階フロントカウンター(1)初診・証明受付に

提示してください。なお、「オンライン資格確認」にて限度額情報を取得させていただいた場合には「高額療養費自己負担限度額適用認定証」の取得・提示は不要です。※料金請求後の認定書提示には適用できません。

④ 食事の負担額や差額ベッド代などの費用は高額医療費の支給対象には 含まれません。

2)オンライン資格確認について

当センターでは令和3年10月25日からオンライン資格確認を導入しています。これにより患者さん自身が限度額認定証の交付申請手続きに行かなくても、当センターの受付窓口で情報取得の同意をいただくことで所得に応じた自己負担限度額を適用し、計算させていただきます。ただし健康保健証の種類によりご利用いただけない場合があります。詳しくは1階フロントカウンター(1)初診・証明受付又は各病棟の請求事務担当者におたずねください。

3)自立支援医療(更生医療・育成医療)について

治療されるご病気により、自立支援医療(更生医療・育成医療)を受けることができる場合があります。治療の予定が決まりましたら1階フロントカウンター (1)初診・証明受付にお越しください。

★対象(例)

  • バイパス術・弁置換術・ペースメーカー植込み術を受けられる方
  • 慢性腎不全により人工透析治療を開始される方
  • 8歳未満で育成医療の対象手術を受けられる方

健康保険の高額療養費制度

◎「高額療養費制度」について

同じ月内の医療費の自己負担額が高額になった場合、限度額を超過した分が高額療養費として保険者より後日支給されます。加入している医療保険によって申請が必要な場合と必要がなく自動的に支払われる場合があります。負担の上限は所得や年齢により異なります。食事の負担額や差額ベッド代などは高額医療費の支給対象には含まれません。

70歳未満の方のひと月当たりの自己負担限度額

【高額療養費自己負担限度額適用認定証】を1階フロントカウンター(1)初診・証明受付に提示いただければ、同月内の診療費は下記の金額が上限になります。事前に加入されている医療保険の保険者に申請し、認定証の交付を受けてください。(健康保険料に滞納がある場合は、交付してもらえない場合があります)

※ 入院手続き時、もしくは入院した月の月末までには提示ください。 料金請求後の提示には適用できませんので、間に合わない場合は、事前に窓口にご相談ください。

※ 提示がない場合は、従来どおり健康保険の自己負担割合での請求となります。全額お支払いいただいた後、保険者より高額療養費の支給を受けてください。

被保険者の所得3回目まで4回目以降食事療養費
ア 標準報酬月額83万円以上252,600円+(医療費-842,000円)×1%140,100円 490円
(1食)
イ 標準報酬月額53万円~79万円167,400円+(医療費-558,000円)×1%93,000円
ウ 標準報酬月額28万円~50万円80,100円+(医療費-267,000円)×1%44,400円
エ 標準報酬月額26万円以下57,600円
オ 住民税非課税世帯35,400円24,600円230円(1食)
2024年6月1日現在

※ 過去12ヶ月間に高額療養費の支給が4回以上あった場合【4回以降の限度額】を超えた分が後日支給されます。

※ 入院時の食事代の負担について

住民税非課税世帯の方は入院の際に【標準負担額減額認定証】を窓口に提示してください。   

※ 外来で利用する場合も【高額療養費自己負担限度額適用認定証】を提示してください。入院・外来は別々に計算します。

70歳以上の方のひと月当たりの自己負担限度額

被保険者の所得入院窓口での負担食事療養費
現役並みⅢ 課税所得690万円以上の方252、600円+(医療費-842、000円)×1%
(4回目以降140、100円)
490円
(1食)
Ⅱ 課税所得380万円以上の方167、400円+(医療費-558、000円)×1%
(4回目以降93、000円)
Ⅰ 課税所得145万円以上の方80、100円+(医療費-267、000円)×1%
(4回目以降44、400円)
一般課税所得145万円未満の方57、600円(4回目以降44、400円)
住民税非課税Ⅱ 住民税非課税世帯24、600円230円(1食)
Ⅰ 住民税非課税世帯
(年金収入80万円以下)
15、000円110円(1食)
2024年6月1日現在

低所得Ⅰ・Ⅱの方は入院の際に【限度額適用・標準負担額減額認定証】を窓口に提示してください。

事前の申請に必要な手続きや転院時の取り扱い、さらに高額療養費の支給を受けられる場合など不明な点がありましたら詳しくは加入されている医療保険の保険者へお問い合わせください。

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