熊本地震 日赤医療救護班派遣報告会を5月24日に開催しました。
〈報告の概要〉
日本赤十字社奈良支部第5斑として派遣され南阿蘇中学校にて主に活動しました。
活動内容は、主にdERU(domestic Emergency Response Unit)(仮設診療所)での診察、避難所(体育館)の回診、キッズルームの運営等に携わりました。
震災発生から約1ヶ月経過し、地域の医療機関がほぼ復旧していたことから、医療ニーズは収束方向に向かっていました。
患者は骨折や外傷等は少数であり、被災による持参薬の不足分の処方や車中泊による上気道炎、腰痛、不眠などをうったえる方が主でした。
避難所巡回では弾性ストッキングを用いたエコノミークラス症候群予防の指導や、メンタルケアを中心に行いました。