令和5年度骨粗鬆症マネージャー認定試験に理学療法士1名が合格しました。

骨粗鬆症マネージャー認定とは
　50代女性の9人に1人が、60代女性の3人に1人が、70代女性の2人に1人が骨粗鬆症と言われています。骨粗鬆症とは、骨がもろくなることで骨折しやすくなる病気です。
さらに「骨折していても症状がない…」ということがよくあり、骨粗鬆症患者の3分の2は痛みがない「いつのまにか骨折*」を発症しています。そのため骨粗鬆症は「沈黙の疾患」と言われる病気です。骨粗鬆症マネージャーは「骨粗鬆症を予防する活動」「骨粗鬆症による骨折を予防する活動」「骨折が起きてしまったとしても次の骨折を予防する活動」を実施しています。当院で主に取り組んでいるのは大腿骨近位部骨折です。さまざまな職種がチームとなり、骨折の再発を防ぐためのサポートをしています。
　*「いつのまにか骨折」とは、背骨の骨折のこと
食事や運動を心がけても骨粗鬆症になっている方はいます。健診の機会があれば一度検査を受けて下さい。皆さんに骨粗鬆症のことを知っていただくことが、高齢者の骨粗鬆症治療を支える力に繋がります。