奈良県西和医療センターは、平成29年7月1日に消化器がん低侵襲治療センターを開設いたしました。消化器とは食物の消化や吸収に関係する臓器で、食道、胃、大腸、小腸、肝臓、胆のう、膵臓などのことです。「消化器がん治療」の原則は早期発見、早期治療であることは間違いのない事実ですが、西和医療センターでは、診断されたがんの治療に際して、患者さんの負担を最小限に抑える「低侵襲治療」をおこなってきました。消化器がんの治療では、「傷をつくらない」代表格が消化器内科が担当する内視鏡的治療、「傷を小さくする」のが消化器外科が担当する腹腔鏡を用いた手術です。このたびの消化器がん低侵襲治療センター開設の最大の目的は、内科・外科といった従来の枠組みにとらわれることなく、最高レベルの治療を選択していただけるように、消化器内科医、消化器外科医、放射線治療の各専門医が協力していくことです。