奈良県西和医療センターでは、平成27年に産婦人科診療を再開し、これまで多くの方にご利用いただいております。このたび、これまで以上に、母子の安全・安心を高め、かつ質の高い産婦人科医療を提供する目的で、診療体制の見直しを致しました。
その結果、妊婦健診と産後健診につきましては、西和医療センターの外来診療を継続しますが、分娩につきましては、令和元年8月1日(木)より、同機構の奈良県総合医療センター(奈良市七条西町二丁目897-5)の周産期母子医療センターで対応させていただくこととなりました。
奈良県総合医療センターの周産期母子医療センターには、LDR(陣痛分娩回復室)、MFICU(母体・新生児集中治療室)、NICU(新生児集中治療室)、GCU(継続保育室)を備えており、これまで以上に、安全・安心な分娩及び新生児の診療体制を提供できます。また、西和医療センターでの皆様の診療情報については、奈良県総合医療センター内で、産婦人科の医師・助産師が確認できるシステムを整備しています。これにより、出産予定日前の緊急な状況にも適切に対応いたします。
なお、西和医療センターでは、引き続き妊婦健診・産後健診・母子2週間検診・新生児1ヶ月健診を充実させていただきます。また、婦人科診療は従来どおりです。
令和元年6月10日
地方独立行政法人奈良県立病院機構
奈良県西和医療センター 院長